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大牟田「有明の月」と北九州「ぽんつく」の食べ比べ!福岡県の銘菓対決

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

こんにちは、りょうです!

黄色くて丸いカステラ生地の中にカスタードクリームが入ったお菓子と言えば、何を思い浮かべますか?……そう!アレが有名ですよね(👈アンケート結果から察してください)。

おいしい&作りやすいからこそ、似たような商品がいくつも全国各地で売られていて、「コレって◯◯のパクリなんじゃない?」なんて誤解されてしまうことも…(ちょっとかわいそう😭)。

そのようなお菓子の代表として、この記事では福岡県で売られている2つの商品「有明の月」と「ぽんつく」を徹底比較してみました!

この記事は次のような人におすすめ!
  • カスタードクリームが入ったスポンジケーキが好き
  • 福岡ばたまらんばい好きやけん(これ、合ってる?😆)
  • 地元に密着したローカルな銘菓を探すのが好き

この記事を書くために、大牟田まで行ってきました。ご一読いただけると嬉しいです。

商品の比較表

「有明の月」の外観
「ぽんつく」の外観
有明の月項目ぽんつく
福岡県大牟田市生誕の地福岡県北九州市
有明の海を静かに照らす月名前の由来“まぬけ”という意味の方言
長崎屋製造者つる平
発売日1990年
180円価格 /個160円
50 gくらい重さ55.5 g
フレッシュミルクと卵をたっぷりと使ったカスタードクリーム特徴ふくよかなスポンジで包み込んだコクのあるカスタードクリーム

113 kcal
2.8 g
3.8 g
17 g
0.12 g
栄養成分
熱量
たんぱく質
脂質
炭水化物
食塩相当量

138 kcal
2.5 g
6.3 g
17.9 g
0.04 g
なしバリエーション抹茶、バナナ、みたらし
栗、あまおう(期間限定)
なし受賞歴なし
福岡県の端と端

どちらも福岡県のお菓子なのですが、北九州と大牟田はそれぞれ北端と南端で、距離にして約130 kmも離れています。

これだけ離れていたら言葉も文化も違って当たり前かもしれませんね。

大牟田 長崎屋のカスタードケーキ「有明の月」

100年以上も続く老舗の菓子店

長崎屋白川店の外観
4店舗ある長崎屋(👆は白川店)

大牟田にある長崎屋が作っているカスタードケーキ、それが「有明の月」です。

長崎屋って言うくらいなので「長崎と何か関係があるの?」と思った方、勘が鋭い!

ここの初代が長崎でカステラ作りの修行を積んで、大牟田に開業したのが長崎屋なのです。

カステラ伝来の地「長崎」に日本で有名なカステラ職人がおりました。
当店初代松田政吉はこの職人の手ほどきを受け長い修行ののち、やっとこのおいしいカステラを作り上げる事に成功し、この味を今日まで受け継がれています。

長崎屋 公式サイト

だから、ここのカステラはあまりにも有名。

俳優の小栗旬さんもオススメしているくらいですからね。

「とんねるずのみなさんのおかげでした」の新・食わず嫌い王決定戦に持っていった「おみやげ」

「有明の月」は長崎屋の主力商品

カステラの陰に隠れてひっそりと売られているのかなーと思いきや、全然そんなことはありません。

「有明の月」はガッツリ主力商品として売られていました!

「有明の月」ののぼり旗
のぼり旗と看板が店先に

大牟田には100年以上の歴史を持つ老舗の菓子店が3、4店あるようです。そんなお菓子の激戦区で主力商品として売られているので、その味は保証されていると言えますね!

ところで、いま気付いたのですが、「有明の月」っていう文字の中に「月」っていくつ入ってる?3つ??

🌙だらけ(笑)

ちなみに、全国には「有明の月」と名のつくお菓子が少なくとも3つあります。気になる方はコチラ👇をどうぞ。

あれ?パッケージのフォントが

パッケージのこのフォント、どこかで見たことありませんか?

そう!鹿児島銘菓「かすたどん古印体ですよね!

「有明の月」が陳列されている様子
「おどろおどろしい」様子からホラー調フォントとも

どうして同じフォントにしたかな~?

まさか偶然?

いやいや、どんな確率よ。

これは「かすたどん」の薩摩蒸気屋とタダならぬ関係を疑っちゃいますね。

つる平のお菓子「ぽんつく」

いろんな味が楽しめる「ぽんつく」

ノーマル味に加えて抹茶、バナナ、それから季節限定の「栗」と「あまおう」味があります。

「ぽんつく」のバリエーション
パッケージがなんとも可愛らしい

つる平 工場直売店のアウトレットは激安

つる平の工場直売店の外観
本社工場に隣接の工場直売店

つる平の工場直売店にはアウトレット商品が売られています。

下曽根駅から徒歩3分の位置、実際に行って買ってきたのがコチラ。

「ぽんつく」のアウトレット商品
袋詰めされて売られています

中身はなんだろう?開封してみた👇

「ぽんつく」アウトレット品の中身
ぽんつく×2、抹茶ぽんつく×2、バナナぽんつく×1

これで400円(税抜)、通常価格の半額ですよ。ヤバくない?

関門海峡を通って九州の道の駅スタンプラリーに参加する場合、必ず北九州を通るから、ココに寄っておやつをゲットだぜ😀

ぽんつくは博多駅と福岡空港では買えない

ぽんつくは、つる平の直営店と北九州市内のスーパー、みやげもの売場などで売られています。

小倉駅や北九州空港でも売られていますが、博多駅や福岡空港には売られていませんので注意しましょう。

運が良ければメルカリでも売られているかも。

ぜひ、覗いてみてください。

実際に比較してみた

全て左側が有明の月、右側がぽんつくです。
クリックすると画像が大きく表示されます。

「有明の月」と「ぽんつく」のパッケージ表面

食べ比べてみたところ、やはり違いました。
なので食レポしまーす。

見た目

「有明の月」と「ぽんつく」を開封したもの

「有明の月」の方が直径が大きいです。高さは同じくらい。

ぽんつくの方が黄色みが強く、目が細かいです。

生地

触った感じのしっとり感は同程度でした。

食べた時、「有明の月」の方がモッチリ感を強く感じました。

クリーム

「有明の月」と「ぽんつく」を半割にした断面

「有明の月」はミルク風味が強くて甘いかな。とろっとろのテクスチャー。

さすがケーキと銘打ってるだけあって、洋風でデリシャス。

「ぽんつく」のクリームは固形寄りのクリームで、卵の風味が感じられました。甘みもちょうど良い。

どちらも大変おいしかったです😋

まとめ

今回はともに福岡県の銘菓である「有明の月」と「ぽんつく」を比較しました。

見た目はそんなに違いませんが、味や食感の違いがはっきり分かって面白かったです。

この記事のポイント
  1. 「有明の月」はもっちり生地の中にトロッとした甘めのクリーム
  2. 「ぽんつく」は固形寄りのクリームで食べやすい
  3. 生地とクリームのバランスがとれていて、どちらもおいしい

同じ県内とは言え、北九州と大牟田はかなり距離がありますので、これらの商品を食べ比べる機会なんてなかなか無いと思います。わたし以外に食べ比べしたことある人、いるのかな?🤔

どちらも地元密着のローカル品で、博多駅や福岡空港には売っていません。遠方の方は電話で注文しましょう(長崎屋はFAXとメールも対応可)。

「有明の月」は、ふるさと納税の返礼品でもらうこともできますよ!カステラも一緒なのでおすすめです。

北九州に行く機会があるなら、「ぽんつく」のみたらし味も食べてみて!北九州市内の醤油屋さんとのコラボ商品です。

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