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こんにちは、りょうです!
カステラとカスタードの組み合わせって、おいしいですよね。
黄色くて丸いカステラ生地の中にカスタードクリームが入ったお菓子と言えば、 アレ(あえて言わずw)が有名。
おいしいからこそ、似たような商品がいくつも全国各地で売られていて、「コレって◯◯をオマージュしてる?」なんて思っちゃう人も多いのではないでしょうか(注:パ◯リではなくオマージュです😀)。
そのようなお菓子の代表として、この記事では「かわさき蒸しカスター」と「萩の月」の2商品を徹底比較してみました!
- カスタードクリームが入ったスイーツが好き
- 神奈川県、東京都、もしくは千葉県に住んでいる
- 京急川崎駅を通勤や通学で利用している
今回の舞台は川崎市です。東京と神奈川の県境、東京湾アクアラインを使えば千葉県からも1時間弱です。
かわさき蒸しカスター | 項目 | 萩の月 |
---|---|---|
神奈川県川崎市 | 生誕の地 | 宮城県仙台市 |
旧東海道、川崎宿にある店で売られているから | 名前の由来 | 空に浮かぶ満月をイメージ |
東照 | 製造者 | 菓匠三全 |
不明 | 発売日 | 1979年 |
216円(税込) | 価格 /個 | 206円(税込) |
47g | 重さ | 56 g |
軽くてしっとりきめ細やか、柔らかなカスタードクリーム | 特徴 | オリジナルカスタードクリームときめの細かいふんわり生地 |
156 kcal 2.6 g 7.8 g 19.4 g 0.09 g | 栄養成分 熱量 たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量 | 147 kcal 3.3 g 4.3 g 23.8 g 0.08 g |
なし | バリエーション | なし |
なし | 受賞歴 | ・全国菓子博 食糧庁長官賞 ・ロングライフパッケージ賞 ・JPC 日本百貨店協会賞 ・日経プラス1 読者が選ぶベスト銘菓土産1位 |
👉製造日を含め14日
作り手の東照(とうてる)さんの店舗で買えます。
商品名に「かわさき」と付いているだけに、川崎市に店舗があります。
本店と川崎アゼリア店の2店舗あるのですが、たった500 m弱しか離れていません。
なお、京急川崎駅の改札内には東照の自販機が置かれていますが、そこでは買えません。
「かわさき蒸しカスター(以下、蒸しカスターと略)」を手に入れるべく、東照本店へと向かいました。
羽田空港から電車で移動し、京急川崎駅で下車。旧東海道へ向かい、そのまま道沿いに歩いていきます。
昔この辺りは川崎宿として栄えた場所で、途中には東海道かわさき宿交流館があり、この地域の歴史を知ることができます。
今回うかがった東照さんも、2023年に創業110年を迎えた歴史ある和菓子屋さんです。
川崎名産品指定の「かわっぴら餅」、神奈川県指定銘菓の「大粒栗もなか」、史実を基にした「奈良茶飯風おこわ」等を主力商品とし、多数の和菓子を販売しています。
東照さんの公式サイトでは、近くの名所などを紹介した川崎さんぽのページもあり、お菓子を買いに行くだけでなく、周辺の名所を見てまわるのも楽しそうです。
駅からゆっくり歩くこと約8分。右手にお店が見えてきました。
中に入ると手前にお菓子が売っていて、奥には茶寮 木の実(このみ)があります。
こちらでは、おしるこや季節のお菓子がいただけます。また、購入したお菓子を食べることもできます。
さて、お目当ての蒸しカスターはどこでしょう?おや?ないぞ?
おっ、ケースの中に発見!と思ったら箱入りです。
むむ、これは困りました。「どら焼きと半分ずつの詰め合わせを買う」という気分でもないし…… 30個入りはさすがに食べきれません😅
パッと目につくところに無いので迷いましたが、よく見ると奥の喫茶スペースの近くにバラ売りされていました。
これこれ!たくさん並んでいます。
遠くからはるばる来たかいがありました。
蒸しカスターは駅地下のアゼリア店でもゲットすることができます。
駅を通勤・通学で使っている人なら、気軽に手に入れられるのが良いですね。
こちらでは比較的目につきやすい場所に置いてありました。
「蒸しカスターくん、君たちは頑張っているよ。もっとスポットが当たってもいいんだよ!胸を張って自信を持って!」と心の中で応援しておきました。
蒸しカスターはこの詰め合わせ👆の中にも入っています!「ふるさと納税」ご利用ください。
ところで……
実はこの日、そごう横浜店で宮城県の物産展が催されており、なんと萩の月もゲットすることができたのです!
これは嬉しい!ぜひ食べ比べしたい!
春のカスタード蒸しまんじゅう祭りや〜!
ということで、さっそくホテルで食べ比べてみました。
萩の月は今まで何度も食べてきたので、今回は蒸しカスターをメインに食レポします!
全て左側がかわさき蒸しカスター、右側が萩の月です。クリックすると画像が大きく表示されます。
蒸しカスターのパッケージは黄色い横長で、菜の花のイラストに金色の差し色。華やかです。
パッと見、両者の大きさはほぼ同じです。
蒸しカスターはやや平べったく、萩の月より1〜2 mmほど薄めでした。
袋を開けると、透明なフィルムでお菓子が包まれています👇
蒸しカスターのスポンジ生地はきめ細かく、しっとりとしています。
色は薄めの黄色。
萩の月は蒸しカスターよりも濃い黄色に見えます。
半分に割ってみると、蒸しカスターは生地の厚みが均一で、萩の月は底面に厚みがあることがわかります。
中のカスタードも生地と同様、萩の月の方が黄色みが強いです。
気になるお味のほうは……蒸しカスターはさっぱりとしたストレートな甘さ。
中のカスタードはやわらかく、やや洋菓子に入っているカスタード寄りの味です。
カスタードのやわらかさは半分に切ってもトロリとたれてこない程度なので、手が汚れず食べやすいですね。
和菓子というと緑茶やほうじ茶と一緒にいただくイメージがありますが、こちらのお菓子は紅茶との相性も良さそうです。
一方、萩の月のカスタードは固めでしっかりしています。
蒸しカスターと比較すると、どちらかと言えばやさしい和菓子寄りの甘さのカスタード、といった印象を受けました。
どちらもとても美味しかったです!食べ比べは新たな発見があって楽しいですね。
今回は川崎銘菓「かわさき蒸しカスター」と仙台銘菓「萩の月」について、比較レビューを書いてみました。
生地の違いもさることながら、クリームは味もテクスチャーも明らかに違っていました。
どちらも本当に美味しかったので、あとは個人の好みの問題かもしれませんね。
- 紅茶にも合いそうな味「かわさき蒸しカスター」
- いつ食べても何度食べても美味しい「萩の月」
- 似ているように見えても味は全くの別物
川崎駅ではもう一品、カスタードが入った蒸し菓子をゲットできます。
濱うさぎ ウィング川崎店で売られている「月うさぎ」です👇
川崎駅付近で2種類のカスタード蒸しまんじゅうを買って、食べ比べしてみるのも面白いかもしれませんね。
「月うさぎ」の食レポもいつかしてみたいと思います。
川崎市のふるさと納税で「かわさき蒸しカスター」をお得にゲットです👇