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富山といえば薬売りだけど、富山のお土産って何が有名なの?
やっぱり薬ニョロか?
薬じゃないけど、薬をモチーフにした有名なお菓子があるケロ
こんにちは、りょうです!
カステラとカスタードの組み合わせって、最高においしいですよね。
黄色くて丸いカステラ生地の中にカスタードクリームが入ったお菓子と言えば、 アレ(あえて言わずw)が有名。
おいしいからこそ、似たような商品がいくつも全国各地で売られていて、「コレって◯◯のパクリ?」なんて誤解されてしまうことも…(ちょっとかわいそう😭)。
そのようなお菓子の代表として、この記事では「甘金丹」と「ふわころ」の2商品を徹底比較してみました!
- カスタードクリームが入ったスポンジケーキが好き
- 「富山といえば?」と訊かれて真っ先に「薬」が思い浮かぶ
- あまり知られていない隠れた逸品を探すのが好き
甘金丹 | 項目 | ふわころ |
---|---|---|
富山市 | 生誕の地 | 東京都千代田区 |
富山県で有名な薬「反魂丹」 | 名前の由来 | ふんわりとしたころっと丸い形 |
ボン・リブラン | 製造者 | 市岡製菓 |
1988年 | 発売日 | 2017年 |
194円 | 価格 /個 | 127円 |
47 g | 重さ | 48 g |
独自製法の極上生地となめらかに炊き上げられたカスタードクリーム | 特徴 | コクうまたまごのカスタードクリームと2種類の小麦粉を使用したふんわり生地 |
139 kcal 2.8 g 4.7 g 21.4 g 0.04 g | 栄養成分 熱量 たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量 | 114 kcal 2.8 g 4.0 g 16.8 g 0.12 g |
苺、ピスタチオ、米粉とゆず、黒ゴマとしょうゆ | バリエーション | なし |
全国菓子大博覧会「金賞」 第68回ジャパン・フード・セレクション【グランプリ受賞】 | 受賞歴 | なし |
ふわころは発売元 ≠ 製造元という関係になっており、いわゆるOEM商品です。
発売元はもちろんセブン&アイ・ホールディングスなのですが、実際に製造しているのは徳島にある市岡製菓です。
甘金丹(かんこんたん)は、富山県に本社を構える老舗スイーツ専門店リブランの代表商品です。
独自の製法で作られるしっとりとした生地となめらかなカスタードクリームは、食べる人を魅了します。
材料にも富山県産の素材を使用するなどこだわりが詰まった甘金丹ですが、実は名前にも富山への愛がたっぷり込められています!
富山といえば「富山の薬売り」という言葉があるほど、薬が有名な県として知られています。
その有名な薬の「反魂丹」という名前をモチーフに、甘くて金色の丸いものという意味で「甘金丹」と名付けられたそうです。
セブンイレブンから発売されているコクうま卵のカスタードクリームがウリのふわころ。
ネット上ではジェネリック荻の月として注目を集めています。
類似商品ということで取り上げられていますが、株式会社菓匠三全は2023年2月現在まで萩の月に関する特許権も意匠権も取得していないので、そもそもジェネリックなんて存在しないんですけどね😄
ふわころは全国で手に入れられるという点も人気の一つで、一時は売り切れ続出だったとか!
2024/3/23 追記
ノーマルふわころ、しばらく姿を見ないと思ってたら……
まさかの製造中止かい!
全国のセブンイレブンで販売されていますが、一部店舗では取り扱いがないみたいなので、数店舗はハシゴする覚悟でチェックしてみてくださいね!
ちなみに私は自宅近くのセブンイレブンの和菓子コーナーでゲットしました。
全て左側が甘金丹、右側がふわころです。
クリックすると画像が大きく表示されます。
食べ比べてみたところ、やはり違いました。
なので食レポしまーす。
大きさはほんの一回りほど甘金丹が大きく、甘金丹(約6.5 ㎝)>ふわころ(約 6.0㎝)という違いがあります。
また、どちらも黄色みがありますが、ふわころの方がより深い黄色となっています。
中の容器に関しても、甘金丹は薄葉紙なのに対してふわころはプラスチックのトレーに入れられています。
ふわころは全国販売を行う上で、形が崩れにくいように気遣われているのかも。
見た目にはそこまで大差がありませんでしたが、触れてみるとこの2つは全く違いました。
甘金丹の生地はふわふわのシフォンケーキのようで、ふわころはしっとりずっしりとしています。
実際に食べてみると、甘金丹は柔らかく口の中で溶けていくような感覚でしたが、ふわころはどちらかといえば食べ応えがあり、パンのような口当たりだと感じました。
生地と同じくクリームも甘金丹の方が軽い口当たりで、生地と調和しながら馴染んでスルッと消えていきます。
食べるというより飲むに近いかもしれません。
一方ふわころはずしっと重く、香りも甘金丹よりしっかり感じます。
実はこのクリームはカスタードフラワーペーストというもので、日持ちする食品によく使用されます。
カスタードクリームとフラワーペーストの違いはコチラ
今回は富山銘菓「甘金丹」とセブンイレブンの「ふわころ」の比較レビューを書いてみました!
見た目は似ていても中身は全く違ったものでした。
それぞれ良さはありますが、一言で表すなら以下のような感じかな。
- 「甘金丹」は洗練された上品なお菓子
- 「ふわころ」は親しみやすい蒸し菓子
- 味に違いを感じるが、甲乙はつけがたく、どちらも美味しい
私なら……そうですね~、甘金丹は温かい紅茶と黄昏時に、ふわころはオレンジジュースをお供に3時のおやつタイムに、食べるのかな~(知らんけどw)。
ちなみに、甘金丹はリブランの公式ネット通販やAmazon、楽天からでも購入できます。
なんと驚きの1個から購入可能なので、そんなにたくさんは食べられない…という方でも安心してお召し上がりいただけるかと。
ふわころのバリエーションは今のところプレーンのみですが、老若男女問わず手に取りやすい商品なので、これから新しい味が出てくることを期待しています!