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全国にはよく似たお菓子があるけれども、ロゴやパッケージまで似てるものがあるニョロ
う~ん、商品パッケージの商標登録をしていれば使用の差し止めはできるけど、当事者間で使用を認め合ってる場合もあるだろうから……別にいいんじゃない?🐸
こんにちは、りょうです!
突然ですが、
丸いカステラ生地の中にカスタードが入ったお菓子を食べたことがある人、挙手🙋
はい、全員ですね ((´^ω^))ケラケラ
それだけ、このタイプのお菓子は日本各地で幅広い世代から愛されているんだと思います。
パッと見は同じに見えますけど、地域ならではの歴史が隠れていたり、こだわりの素材が使われていたり、個性が豊かです。
この記事では、そんなお菓子の中から、佐賀県と鹿児島県それぞれを代表するお土産
- 中島屋の「佐賀カスターえん」
- 薩摩蒸気屋の「かすたどん」
の2商品を取り上げ、徹底比較してみました!
- カステラまたはカスタードが好き
- 佐賀県または鹿児島県と何かしらの縁がある
- いま訳あって九州のお土産を探している
佐賀県の銘菓創園 中島屋の看板商品が「佐賀カスターえん」です。
佐賀市界隈では非常に有名なお菓子みたい。
商品名の「えん」には、五つの意味が込められています。
- 願いが次々と叶う【円滑】
- 穏やかで幸せな人生を送る【円満】
- 実りある人生が送れる【円熟】
- 人と人のつながりに恵まれる【縁】
- お金に恵まれる豊さ【円】
このように沢山の想いがこもった「えん」を、大切な人へプレゼントするのもいいですね。
合格祈願や合格祝い、就職祝い、退職祝い、銀婚式・金婚式、敬老の日の贈り物などに最適でしょう。
「えん」の作り手である中島屋さんって、ネット上にあまり情報が無いんですよね。
公式サイトを探してもFacebookが見つかるのみ、しかも2015年に更新が止まってる……
だから、「えん」を買いに行くまでは、かな~りミステリアスな印象でした。
でも、お店に行ってみると「よく見るコンパクトな作りのお菓子屋さん」って感じで、良い印象しか無かったですね。
以下に取材から得た情報を整理しておきます。
- “えん”の販売開始は33年前
店内には「27歳を迎えました」とのPOPがありましたが、店員さん曰く「実は33年前」とのこと - この本店以外に支店(城南店)が1つある
- 店員さんが超絶親切
これは本当にそう感じました。
・丁寧な対応で心がほっこり
・店員さんが丁寧な対応でまた行きたくなります
from GoogleMapのクチコミ - 店内にイートインスペースあり
4人掛けダイニングテーブルが一つ
お茶を出してくれます😭
クチコミをチェック👆
本店と城南店は約10kmの距離
「おいどんは かすたどん でごわす」👈鹿児島弁、合ってる?
鹿児島県を代表するお土産、薩摩蒸気屋の「かすたどん」。
九州在住の方であれば、名前を聞いたことのある方が多いのではないでしょうか?
薩摩蒸気屋は1988(昭和63)年に創業しており、長い歴史のある菓子会社です。
「かすたどん」については以下の記事でも解説していますので、合わせてお読みいただけると嬉しいです。
全て左側が佐賀カスターえん、右側がかすたどんです。
クリックすると画像が大きく表示されます。
食べ比べてみたところ、やはり違いました。
なので食レポしまーす。
パッケージ
見た目を比較しようと並べてみると、とっても似ている!
パッケージのデザインからかなりの共通点を感じました。
上の写真にように、どちらも商品名と丸いロゴが入っています。
「佐賀カスターえん」の丸いロゴは、丸みを帯びた「円」の文字を表しているそうです。
中身は、どちらも透明のフィルムで包まれていました。
袋に中身が張り付く心配がないのは、ありがたいですね。
お菓子本体
中身もかなりそっくりなんです。
パッと見てわかる違いは、かすたどんの方が少し黄味がかっていること……くらい。
サイズの比較もしてみます。
佐賀カスターえん | 項目 | かすたどん |
---|---|---|
6.5 cm | 直径 | 6.7 cm |
2.6 cm | 高さ | 2.6 cm |
サイズも大差は無いようです。
よーく見てみると、わずかに「かすたどん」の方が大きい事がわかりますが、パッと見では気付かない程度です。
佐賀カスターえん | かすたどん |
---|---|
・さっぱりフワフワ | ・しっとりフワフワ |
・主張の強すぎない軽めの生地 | ・生地の食感もしっかりある |
・小麦粉と佐賀の米粉を使ったバランスが良い生地 | ・卵、小麦など素材の味がしっかり感じられる |
生地だけを比較した際は、「かすたどん」の方が味の印象が強いと感じました。
佐賀カスターえん | かすたどん |
---|---|
・優しいカスタード味 | ・濃厚カスタード |
・滑らかで舌触りが良い | ・トロンとした重ためクリーム |
「佐賀カスターえん」は”優しく上品さを感じられるカスタードクリーム”、「かすたどん」は”濃厚で存在感抜群のカスタードクリーム″といった印象です。
それぞれ個性があり、非常に美味しいです!
「佐賀カスターえん」
優しい味の生地・クリームが口の中でとろけて交わり、良さを引き立たせる商品
「かすたどん」
生地とクリームがどちらも主張する一つで満足感を得られる商品
今回は佐賀銘菓「佐賀カスターえん」と鹿児島銘菓「かすたどん」について、比較レビューを書いてみました。
見た目はかなり似ていましたが、味はそれぞれの個性が感じられました。
比較しないと気付くことのできない、2つの商品の魅力がわかって、楽しい比較でした。
- 優しい味の生地とクリームが口の中でとろけて交わる「佐賀カスターえん」
- 生地とクリームがどちらも良い具合に主張する「かすたどん」
- 味に違いを感じるが、甲乙はつけがたく、どちらも美味しい
このあと、「佐賀カスターえん」のマロン(栗)味も食べてみました。
これもまた、とっても美味しかった!
さっぱりフワフワの生地に包まれた優しい味のマロンクリーム。
さらに中心には、甘くてホクホクの栗が入っていました。
かすたどんは運が良ければメルカリでも売られているかも。
ぜひ、覗いてみてください。