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令和の時代になっても、北九州に「ぽんつく侍(さむらい)」という侍がいるらしいニョロ
うん、それが本物のラスト・サムライだね。
「かたじけない」ば~っかり言ってるケロ
こんにちは、りょうです!
カステラとカスタードの組み合わせって、おいしいですよね。
なかでも、カスタードクリーム入りのフワフワした黄色くて丸いお菓子は、老若男女を問わず多くの人達から支持されています。
だからこそ、全国各地に似たようなお菓子があるのでしょう。
そのようなお菓子の代表として、この記事では「ぽんつく」と「ふんわりムーン」の2商品を徹底比較してみました!
- カスタードクリームが入ったお菓子が好き
- 「ぽんつく侍」のことが気になって仕方がない
- あまり知られていない隠れた逸品を探すのが好き
こうしてみると「ぽんつく」の方が30年ほど前に発売しており歴史がありますね。
ぽんつくには「ぽんつく侍」という可愛らしいキャラクターがいます。
キャッチコピーは『ちょっと抜けとう奴やけど、愛嬌たっぷり「ぽんつく侍」小倉の町の人気者』となっており、北九州弁で地元愛❤を感じます。
このやわらかい表情が愛らしく、ぽんつくのフワフワした生地を表現しているようですね。
つる平は大正12年創業で、北九州市では知らない人がいないお菓子屋さんです。
ぽんつくは、北九州市内のデパートやスーパー各所においており、「お客さんが来たけど手土産を買ってなかった・・・」となっても、買い物ついでにどこでも購入できるので、いざというときに助かるそう。
シャトレーゼのふんわりムーン、
以前は「富士の名月」として和風な味を中心に販売されていましたが、2022年8月に洋風・和風両方の味を楽しめる「ふんわりムーン」にリニューアル。
やはり見た目からか、名前はどちらも“月”を使っています。
リニューアルしてすぐにシャトレーゼで500円以上のお買物をしたら、「ふんわりムーン1個無料引換券」が配布されていたようで、そこからじわじわと広がり今ではシャトレーゼの人気商品に!
「ダブルシュー」で培ったなめらかなカスタードで素材にもこだわっており
・契約農家さんから直接仕入れた新鮮卵
・バニラビーンズのなかでも上質で高級なマダガスカル産バニラビーンズ
・厳選した国産バター
を使用し、美味しさをとことん追求しているにもかかわらず 1個120円というコスパの高さ。
お近くに店舗がない方は、ふるさと納税で「シャトレーゼの洋菓子」が返礼品の自治体もありますので、いちど検討してみるのも良いのでは?
全て左側がぽんつく、右側がふんわりムーンです。
クリックすると画像が大きく表示されます。
ぽんつくは下に紙がついていて、ふんわりムーンはトレーに乗っていました。
食べ比べてみたところ、やはり違いました。
なので食レポしまーす。
2つとも同じような形で、大きさもほぼ一緒(直径=約6 cm)でした。
別店舗で買ったふんわりムーンは約6.5 cmだったので、個々で多少違うのだと思います。
生地の色については、ぽんつくの方が濃い黄色、ふんわりムーンが薄い黄色でした。
ぽんつくの生地を食べてみるとほんのり甘く、ほろほろとした食感でとても口溶けがよかったです。
ふんわりムーンの生地の味は少し塩味を感じ、ぽんつくより少ししっかりめの生地でした。
断面を見てみると、ふんわりムーンの生地の方が分厚かったです。
※力を入れなくても、ばらばらになるさま
断面をみると一目瞭然ですね。
ぽんつくはやさしい黄色で、食感はモッタリ重ためのクリームでしたが、味はあっさり甘く食べやすかったです。
ふんわりムーンは新鮮な卵を使っているだけあって、とても濃い黄色でした。
トロっとした軽い口当たりのクリームで、バニラビーンズも入っており風味が良かったです。
今回は北九州の愛嬌菓子「ぽんつく」とシャトレーゼの「ふんわりムーン」について、比較レビューを書いてみました。
北九州住みの知人によると、ぽんつくは、挨拶に伺う際の手土産、来客時のお茶菓子、お盆のお供え等に買っておこうかなと手に取る人が多いのだそう。
一方、自分が食べる用には、コスパが良いふんわりムーンを選ぶ人が多いのかな(知らんけどw)。
- やわらか生地でちょっと抜けてるけど、あっさりと甘い「ぽんつく」
- 全国チェーンで圧倒的なコスパの良さ、バニラが香る「ふんわりムーン」
- 味に違いを感じるが、甲乙はつけがたく、どちらも美味しい
カスタードクリーム入りのフワフワした蒸し菓子は、老若男女に愛されているお菓子だからこそ、全国各地に似たようなお菓子があるのでしょう。
どれが本物でどれがパクリとかは不毛な議論です。
ひとつひとつに個性があり、地域に根づいたお菓子屋さんが、その地域の人々に長きにわたって愛されるお菓子を、その土地土地で作っている、ただそれだけではないでしょうか。