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「有明の月」というお菓子を友人からオススメされたニョロ
「有明の月」というお菓子は日本に少なくとも3種類はあるケロ。
どれを指してたのかな?
こんにちは、りょうです!
「有明の月」という名前のお菓子をご存知ですか?
月系お菓子のアンケートをとっている時、回答者様から『有明の月が選択肢にないよ』と教えてもらいました。
早速、Google検索してみると…おやおや?同名のお菓子が3つもある😅
しかも、そのうち2つは見た目がソックリ。
それぞれの商品がどこで作られているのか、どんな味がするのか、気になりませんか?
この記事では、月系お菓子マニアである私が、3つの「有明の月」について解説します。
- あまり知られていない隠れた逸品を探すのが好き
- カスタードクリームが入ったスポンジケーキが好き
- 知的財産権に興味がある
こちらが、長野県松本市の開運堂が作っている有明の月です。
開運堂の店舗のほか、長野県内の駅や空港でも販売されています。
生地には上質なバターをふんだんに使用し、優しい甘い香りと風味豊かなふんわり・モチモチとした食感を追求したおまんじゅうです。
中は白餡をベースに卵の黄身を入れた黄身餡でしっとりと仕上げています。
名前は、安曇野にある「有明」という地名や、「信濃富士」と呼ばれる「有明山」、そして夜明け前の天空に光輝く満月に由来しています。
こちらが、福岡県大牟田市の長崎屋が作っている有明の月です。
う~ん、たしかにこれは間違いなく月系お菓子ですね。
「ジェネリック◯◯の月」と呼ばれてもおかしくなさそう。
さっそく道の駅スタンプラリーついでに大牟田に立ち寄り、実食してみました👇
大牟田「有明の月」と北九州「ぽんつく」の食べ比べ!福岡県の銘菓対決フレッシュミルクと卵をたっぷり使用したカスタードクリームをスポンジでやさしく包み込んだデリケートなお菓子です。
特に、夏季には冷やして食べると一段と美味しくいただけます。
商品の名前は「有明の海を静かに照らす月」に由来していて、その月の滴を集めたような味が楽しめます。
こちらが、京都府長岡京市の小倉山荘が作っている有明の月です。
黒大豆あられ、甘醤油せんべい、サラダせんべいのセットです。
- 甘醤油せんべいに「有明海の海苔」がちりばめられている
- サラダせんべいが「満月」になんとなく似ている
以上の理由から、「有明の月」という商品名になったようです。
上で紹介した2品とはジャンルがちょっと違いますね。
実は私、知的財産管理技能検定2級を持っています (^^ゞ
気になって「ひょっとして商標権を侵害しているんじゃ?」と思い、商標の登録状況を確認してみました。
すると、開運堂が「有明の月」の商標を2014年6月に登録しており、現在も有効であることがわかりました。
同じ名前の商品が同じ業界や市場で販売されている場合、消費者がその商品を混同する可能性があると判断され、商標法が適用されることがあるとか。
今回のように地理的に離れた場所(長野県と福岡県)で販売されていれば、混同の可能性が低いと判断されて大丈夫なのかな?
ま、開運堂と長崎屋の間で相互に認め合っているのでしょう、たぶん😅
小倉山荘の商品はお菓子の種類が違うので、わたしたち消費者が混同する可能性は低いかな…
この記事では、「有明の月」という名前のお菓子について、基本情報を整理しました。
- 開運堂の「有明の月」:有明山に由来するおまんじゅう
- 長崎屋の「有明の月」:有明海に由来するカスタード洋菓子
- 小倉山荘の「有明の月」:有明海産の海苔を使ったおせんべい
長崎屋の「有明の月」は、ソックリお菓子のリストに加えておきました!