カスタードが入った丸い蒸し菓子の特化サイト

【実食レビュー】徳島と枚方の“月”銘菓を比べてみた|月にうかれて vs 山田池の月

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

こんにちは、りょうです!

まんまるでフワフワの生地の中に、やさしい甘さのカスタードクリーム。

見た目も名前も“”みたいなお菓子って、なんだか惹かれますよね🌕

実はこうした“月をモチーフ”にしたお菓子は全国にいくつもあって、「ちょ待って、あのお菓子とそっくりじゃない!?」なんてことも。

私はこのタイプを“月系お菓子”と勝手に呼んでるんですが😄、今回はその中から徳島で買った「月にうかれて」と大阪・枚方で手に入れた「山田池の月を、じっくり食べ比べてみました。

この記事は次のような人におすすめ!
  • ふんわり生地にカスタードが入ったスイーツが好き
  • 徳島や大阪に旅行や出張で行く予定がある
  • 似ているようで違うご当地銘菓を食べ比べてみたい

この2品を食べ比べた人わたしが最初説、あると思います。

商品の比較表

「月にうかれて」ハーフ&ハーフ画像
「山田池の月」ハーフ&ハーフ画像
月にうかれて項目山田池の月
徳島県小松島市生誕の地大阪府枚方市
CMソング つ~きにうかれて ぽんぽこぽん♪名前の由来枚方八景「山田池の月」
市岡製菓製造者山久
1993年頃発売日不明
151円価格 /個150円くらい
45 g重さ45 g
二層仕立てカスタード&ミルククリーム特徴満月を思わせる淡黄色のふわふわスポンジ、とろっとしたカスタードクリーム

127 kcal
2.1 g
4.4 g
19.8 g
0.07 g
栄養成分
熱量
たんぱく質
脂質
炭水化物
食塩相当量

149 kcal
2.5 g
7.5 g
18.6 g
0.1 g
なしバリエーションチョコ(淀川の四季)
なし受賞歴なし

どちらの商品も、OEMに積極的な菓子メーカーによって生み出されています👇

月系お菓子のOEM
この二社が月系お菓子のOEMを牽引

月にうかれては「ハレルヤ」の商品

徳島県で最も有名な菓子店

「月にうかれて」は、徳島の老舗菓子店ハレルヤの商品です。

昭和5年に創業した、徳島県内では知らない人がいないほど有名な会社。

ハレルヤスイーツキッチンの建物横
ハレルヤの代表商品は金長まんじゅう
\最大7.5%ポイントアップ!/
Amazon
\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

せっかくなので、工場見学もできるハレルヤスイーツキッチンに行ってきました!

ハレルヤスイーツキッチンの建物正面


ご覧の通り、横に広かったですね。

私が行ったのは平日のお昼だったので、お客さんは他に誰もいませんでした。

土日祝は混むのかな?…あやしいな、毎日がこんな感じなのかもしれない😢

ハレルヤのお菓子は、徳島県内のいたるところで売られています。

月にうかれて は主力商品の一つ

陳列された「月にうかれて」

ハレルヤといえば「金長まんじゅう」が圧倒的に有名ですが、「月にうかれて」はその金長ブランドとは異なるテイストで展開されており、若い世代や女性を中心に支持されています。

店内でも目立つ場所に置かれており、主力商品の一つであることがうかがい知れます。

徳島のお土産として、地元の方にも観光客にも人気があり、上品なパッケージも魅力です。

月にうかれてぽんぽこぽん

商品名「月にうかれて」は、このCMに由来しているとか。徳島県では超有名なCMらしいです。

作り手は関連会社「市岡製菓」

蒸しかすてらカスタード
「蒸しかすてらカスタード」も市岡製菓がつくる

徳島市の市岡製菓は、この手のお菓子をいくつも作っています。おそらく日本で一番つくっている会社じゃないかな?

ハレルヤスイーツキッチンでは「月にうかれて」の他にも「蒸しかすてらカスタード」が売られていました。

市岡製菓が作っている蒸し菓子トリオ
市岡製菓が作る蒸し菓子トリオ

市岡製菓は、コンビニで売られているカスタード入り蒸し菓子もOEMで製造しているので、こういうお菓子を作るのが得意なのでしょう。

山田池の月は枚方の銘菓

商品名の由来

山田池とは、大阪・枚方(ひらかた)市にある池の名前です。枚方といえば「ひらパー」の愛称で知られる遊園地・枚方パークが有名ですよね。

この池の水面に映る月に格別の趣があるため、枚方八景の一つとして登録されています。

山田池の水面に映る月をモチーフにしたお菓子だから、そのまま「山田池の月」ということです。

和菓子の老舗「大黒屋」

山田池の月は、枚方の大黒屋で買えます。ここは明治時代から続く歴史ある菓子処。

大黒屋の外観

店内はこんな感じ👇

大黒屋の内観

左手前にある黒電話(懐かしい)が今でも使えて、ここから自分のスマホにかけたり、スマホからこの黒電話にかけたりできますし、右手前のピンク電話との間で通話を楽しむこともできます。

入口横にはイートインスペースもありました。

大黒屋のイートインスペース
有名人のサインが飾られていました
水野真紀さんのサインも!

「キレイなお姉さん」として有名な女優さんですが、実は月系お菓子に関するブログ記事を書かれてるんですよね。

実はOEM商品(作り手は山久)

「山田池の月」のパッケージ裏を見て驚きました。これも山久が製造者なのかと😅

この手のお菓子のOEMは、西日本エリアでは市岡製菓が牛耳っているものだと思ってましたけど、まさか山久(拠点は関東)が手がけている商品だったとは…

中にチョコクリームが入っている「淀川の四季」も山久が作り手👇

大黒屋の「淀川の四季」パッケージ
大黒屋の「淀川の四季」パッケージ裏面

山久にOEMを頼む場合はコチラ👇から。

「月にうかれて」と「山田池の月」の違いを徹底分析

全て左側が月にうかれて、右側が山田池の月です。

色・形・サイズ:外見の比較

「月にうかれて」と「山田池の月」を開封した状態
見分けがつかない外見

パッと見おなじに見えますが、高さは「月にうかれて」の方が3~5mm高かったです。直径は同じくらい。

色については、写真では光の当たり具合で少し違いが見られますが、実際は「同一」でした。

「月にうかれて」の生地は”気持ち”パサついているかな~って感じ。

クリーム・味:中身の比較

「月にうかれて」と「山田池の月」のパッケージ裏面
どちらも販売者≠製造者 ▶ OEM商品ってこと

生地の中に入っているものは、どちらもカスタードクリームではなくカスタード風味のフラワーペーストでした。

「月にうかれて」の中には、さらにミルククリームが詰まっています。なんという贅沢感!150円でこれはお得な感じがします。

ただ、このミルククリーム、あまり味がしませんでした😅

「月にうかれて」と「山田池の月」を半割にした状態
「月にうかれて」の中身は二層仕立て!

一方の「山田池の月」なんですが…このフラワーペーストがあまり美味しくない…油っぽいのです。

まるで、塩気が全くないマーガリンを食べているみたい。

事実、切断面を比較すると、完全にこっちの方がテカってる。しかも、パッケージ裏に書かれた脂質の量を比べてみてください ▶ 「山田池の月」の脂質の多さに驚愕します!

パッケージと包装:贈り物としての魅力

「月にうかれて」と「山田池の月」のパッケージ写真
どちらも和紙っぽい質感のパッケージ

パッケージの材質、デザイン、色使い、フォント、素敵です。

どちらの商品も上品に仕上がっていると思います。贈り物としても使えますね。

まとめ

今回は徳島銘菓「月にうかれて」と枚方銘菓「山田池の月」を食べ比べました。どちらも“月”というロマンチックなテーマを感じさせる、上品でやさしい味わいの蒸し菓子でした。

この記事のポイント
  • 二層仕立てが特徴の「月にうかれて」は贅沢感が味わえてお得
  • 満足感のある「山田池の月」は小腹を満たす”おやつ”にも最適
  • どちらも上品な「月」銘菓で、贈り物にもぴったり!

お茶とともに静かな時間を楽しみたいとき、来客のおもてなしや贈り物に、いろいろなシーンで使えるお菓子です。

ぜひ両方を味わって、あなたのお気に入りの“月”を見つけてみてください。

大黒屋の店員さん、めっちゃ親切で、店内の雰囲気も良かったです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA